金正恩の「犯罪行為」宣言で10人公開処刑…弁明に耳貸さず激怒
このときの会議ではほかにも、飲酒と性接待を伴う乱痴気騒ぎを繰り広げた幹部らが断罪されている。こちらの件が最終的にどのように処理されたかは詳らかでない。
金正恩氏は執権初期、視察に訪れた工場などで気に入らない部分を見つけると責任者を面罵し、その弁明が気に食わないと処刑してしまうことがあった。
「スッポン養殖工場」を訪れた時のケースが典型的で、当時の様子は動画でも公開されていた。(参考記事:【動画】金正恩氏、スッポン工場で「処刑前」の現地指導)
「手抜き」にガマンならず
その一方、弾道ミサイル開発や偵察衛星の打ち上げなどを巡っては、技術的な未熟さから失敗が繰り返されても、責任者や科学者らを処刑したり粛清したりしたことはなかったと伝えられている。
