「母娘3人に鬼畜行為」北朝鮮”悪徳警官”の手口に庶民ら驚愕
北朝鮮の社会安全省(警察庁)は昨年12月、全国の安全部(警察署)に対して、横暴な振る舞いをやめるように指示を下した。咸鏡北道(ハムギョンブクト)のデイリーNK内部情報筋によると、指示の内容は次のようなものだ。
「すべての安全員は高邁な道徳的品性をもとにして社会秩序を確立し、人民の生命と財産を保護する役割を担うべきだ」
こうした指示の背景にあるのは、配給を減らされて食い詰めた安全員(警察官)や保衛員(秘密警察)らの悪質化だ。昔から庶民を苦しめてきた彼らが、いっそうたちの悪い行いに走っているのである。
衆人環視の中で…
たとえば、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋の話として報じたところによると、中国との国境に近い地域で2年ほど前、脱北して韓国に住む娘と中国キャリアの携帯電話で通話した容疑で、ある母親が保衛部に逮捕された。