国連軍が不満を爆発させていた文在寅の「騙し打ち」
実際、件の漁民らが腰縄などで拘束され、目隠しされた状態で現場に着くや、国連軍は強力に抗議。それにより、拘束と目隠しは外された。その後の一時期、韓国政府で脱北者を管轄する統一省と国連軍司令部は、非常に険悪な関係になったという。
それにしても解せないのは、文政権がこうまでして強制送還を急いだ理由だ。原則通り、関係機関による尋問や捜査を行い、凶悪犯であることが確認されたらそれを国民に周知して解決策を探っていれば、今になって問題になることもなかった。
しかも、北朝鮮側からは、早期引き渡しの要求があったわけではないという。
この問題、どこかにまだまだ大きなウソが隠されているようでならない。