北朝鮮の女囚たちが落ちた「緩慢な処刑」の残酷な日々
4月に中国・遼寧省の丹東から北朝鮮に数十人の脱北者が送り返されたが、教化所(刑務所)の炭鉱で非常にきつい労働に追いやられている。
家族の一人が价川(ケチョン)教化所で服役している平安南道(ピョンアンナムド)の情報筋は、面会に行った際に聞いた話として、数十人の元脱北者が送り込まれ、1日12時間、坑道から30キロもある石炭を背負って数キロ歩いて運び出す重労働を強いられていると述べた。
倒れたとしても、看守に「仮病を使うな」と殴りつけられ、無理やり働かされ続ける。
「緩慢な処刑」とは
別の情報筋によると、元脱北者は最短で5年、韓国にいる家族と連絡を取って脱北した女性は最も長く10年の刑に服している。