「せめてお風呂に入らせて」北朝鮮女性兵士らの悲痛な叫び
情報筋はまた、「特に軍部隊が集中している江原道(カンウォンド)の場合、兵舎が不足して臨時に半土窟(地面に掘った穴)で兵士に寝起きさせているため、兵士たちは空腹と寒さに震えている」と話した。
さらに、「2017年以降、軍関連の会議があるたびに最高司令官(金正恩総書記)が江原道地域の軍部隊に対する支援を強化し、少ない量であっても魚のおかずを毎日出すよう指示したが、実際には同地域の兵士たちの食事は改善されていない。むしろ金正恩の指示が出された当時より、後方物資の供給量はさらに減っている」と述べている。
北朝鮮軍が極度の供給不足に陥っており、飢えに苦しむ兵士が多いのはかねて知られていたが、兵舎すらなく穴倉で寝起きしているとは末期症状と言える。
皮膚病の兵士たち
また、飢えだけでなく不衛生も北朝鮮軍の「大敵」だ。