飢える北朝鮮「禁断の食肉マフィア」男女9人を公開処刑

ところが今年2月、主犯が平壌の入り口にある10号哨所で摘発されてしまったのだ。今までグルになっていた10号哨所に勤務する兵士が、兵役を終えていなくなり、事情を知らない新兵が配属されていたせいだ。

裁判官は、「牛は畑を耕し、農作業を行うのに、(それを密売して)国の穀物生産を阻害し、社会を混乱させる目的で牛を屠畜した」と、あらぬ罪までかぶせ、「この者どもは、わが国(北朝鮮)の天にも地にも葬るべきところのない大逆罪人で、三代を滅ぼしてもなお余りある」と、罵詈雑言を浴びせかけたという。