【写真】北朝鮮の水害被災地、復旧作業は進まず
北朝鮮当局は、金氏一家の「聖地」や、プロパガンダに関連する地域に資材を優先的に供給するが、その他の地域には人員を投入するだけで、何もできていないようだ。
当然のことながら、作業員に配給する食料も必要になるが、当局からの配給はないため、地元民が調達せざるを得ない。それができなければ、腹をすかせた作業員たちは、突如として強盗に豹変し、村を襲う。
こうしたなか、労働新聞は「奇跡を産む母は大衆の精神力であり、強盛国家の建設において新たな全盛期を切り開くための基本的な鍵は、大衆の心に火をつけること」だとして、精神論を煽るばかりだ。