【写真】北朝鮮の水害被災地、復旧作業は進まず

資材も機材もないため「工事を進められない」と現地情報筋が語る。

「資材は、金日成氏、金正日氏の銅像、革命史跡地に最優先で投入され、次いで鉄道、橋などのインフラに投入されている。住宅建設にも資材はある程度回されるが、絶対的に不足している」

作業員は左上に写っているテントに寝泊まりして、作業にあたっているものと思われる。(画像:デイリーNK)
作業員は左上に写っているテントに寝泊まりして、作業にあたっているものと思われる。(画像:デイリーNK)

作業員が強盗に走るケースも

情報筋によると、地面を掘って土を積み上げるところまではできたが、基礎工事をしようにもセメントもブロックもない状況だという。このため工事の進捗は非常に遅い。