飢餓で混乱…金正恩の首都に迫る「巨大な盗賊の群れ」
「当局が薪を供給してくれないため、突撃隊員たちは、龍城(リョンソン)区域の郊外で、平壌市民の住宅の倉庫に忍び込み、練炭を盗んで宿舎の燃料を解決(調達)している」(情報筋)
地域の住民は「突撃隊が犯人だ」と安全部(警察署)に通報したが、最高尊厳(金正恩氏)が重視する和盛地区の住宅建設の突撃隊員たちを窃盗容疑で逮捕すると、むしろ自分たちに累が及びかねないと考え、被害者に倉庫の警備をしっかりと行えと言うだけで、捜査を行ってくれないという。
平安南道(ピョンアンナムド)の情報筋によると、平城(ピョンソン)市の突撃隊が、大城(テソン)区域に駐屯し、宿舎と食糧は突撃隊参謀部で調達できたものの、燃料とおかずは自力で調達することを求められ、同じように民家の倉庫から練炭やキムチを盗んでいる。