飢餓で混乱…金正恩の首都に迫る「巨大な盗賊の群れ」

平壌では、先月25日から30日まで都市封鎖令が下され、市民の外出と、外部の住民の入域が制限されていた。

和盛地区の住宅は昨年2月に着工、外部の工事は終わったものの、資金と資材の不足から内装には手を付けられていない状況だ。そんな中、金正恩総書記は昨年末の朝鮮労働党中央委員会第8期第6回総会拡大会議で、第2段階としてさらに1万世帯と、それと別に3700世帯の住宅の建設に着手するように指示した。
(参考記事:「ICBMの新システム開発、戦術核を大量生産」金正恩氏、党会議で指示

捜査すらせず

全国から数万人の突撃隊が平壌に集結し、今月末にも着工式を行って工事に取り掛かる予定だ。実はこの情報筋の息子も突撃隊に選抜され、平壌へと向かったが、到着早々に行っているのは、建設工事ではなく、窃盗だというのだ。