北朝鮮「ご子息、ご令嬢のご乱行」で見せしめの刑

家宅捜索で覚せい剤が発見されたのだ。結局、その場にいた5人は逮捕され、8日間の取り調べを受けた上で、羅先市保衛部(秘密警察)に身柄を移された。

話を聞いた羅先市民は怒っている。

「羅先市では、コロナ長期化のせいで、家を失ったり、ろくに食べるものがなかったりして、死んでしまうことも頻繁に起きているのに、その裏側では、大宴会を繰り広げ、国が禁じる南朝鮮(韓国)の音楽までかけて歌って踊っていたのだから、住民の間では『許されない』との反応が出ている」(情報筋)

こうした行為は、下手をすれば処刑を含めた重罰が下される危険なものだ。逮捕された5人も、何らかの形で「見せしめの刑」にされるのは避けられないだろう。(参考記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

ただ一方では、軽い処罰で済まされる可能性も取りざたされているという。