「軍人虐殺、失禁する人が続出」金正恩”コロナ対策”の残酷ショー

これを受け、各担当者と中央検察所長はさぞや肝を冷やしたことだろう。最近の金正恩氏はやや落ち着いているが、数年前なら間違いなく処刑されていたはずだ。

実際のところ、「落ち着いた」と言えるのは最高幹部たちに対してのみであり、庶民や末端の官僚、軍人たちには無慈悲な重罰が下されている。北朝鮮国民はこの間、新型コロナウイルスそれ自体よりも、国家の防疫ルールに違反して処罰されるのを恐れてきたと言える。

生々しい描写

そして、そうした恐怖心を植え付けたのが、金正恩氏の「残酷ショー統治」なのだ。