金正恩の処刑部隊が持ち出した「太さ7センチ」の残虐行為

北朝鮮で強化されている、中国キャリアの携帯電話の所持、使用に対する取り締まり。運悪く取り締まりに引っかかってしまった女性が、取調べ中の残虐行為により死亡したと、咸鏡北道(ハムギョンブクト)のデイリーNK内部情報筋が伝えた。

事件の概要は次のようなものだ。

咸鏡北道保衛局(秘密警察)は先月10日、中国キャリアの携帯電話を使っていたようで、30代女性のキムさんを逮捕し、スパイ容疑者を勾留する拘禁所にぶち込んだ。公開処刑や政治犯収容所の運営を担う保衛当局は、金正恩体制の恐怖政治を支える実働部隊だ。

しつこい取調官

キムさんがスパイ容疑を持たれたのは、彼女の携帯電話から韓国との通話記録や国内の画像を送った記録が見つかったからだ。