女性少尉を性上納でボロボロに…金正恩「赤い貴族」のやりたい放題

北朝鮮は決して認めようとしないが、様々な資料や脱北者の証言により、同国には厳格な身分制度のあることが知られている。先祖や本人の活動歴、地位、職業などにより「出身成分」「社会成分」「階層」という3種類の身分が存在し、それに応じて特権を享受する者もいれば、厳しい差別に晒される者もいる。

その頂点に位置するのは金正恩党委員長をはじめ、彼の祖父・金日成主席に連なる一族だ。そしてその次に身分の高いのは、金日成氏とともに抗日パルチザン活動を行っていた人々とその子孫である。その特権的な地位から、「赤い貴族」などと揶揄されたりする。
(参考記事:【徹底解説】北朝鮮の身分制度「出身成分」「社会成分」「階層」

「色黒の女性を…」

そんな「貴族階級」に属する呉鉄山(オ・チョルサン)氏も、金日成氏の護衛を担当する護衛総局の局長を務めた父親の呉白龍(オ・ベクリョン)氏の七光りで、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)海軍司令部の政治委員の座まで登りつめた。