「家族全員が一瞬で破滅」北朝鮮当局、韓流視聴の民家を急襲
北朝鮮当局が韓国の映像作品の視聴および流布を「国家に対する敵対行為」とみなし、厳しい処罰を続けている。最近、咸鏡北道会寧(フェリョン)市では、韓国の映像を視聴・流布した20代の女性たちが重刑を言い渡され、家族も強制追放されたと伝えられている。
24日、デイリーNKの咸鏡北道の情報筋によると、会寧市に住むAさんは、友人Bさんから借りたSDカードに保存されていた韓国のドラマやバラエティ番組を視聴し、K-POPを聴いていたところ、国家保衛部の取り締まりに摘発された。
今月15日未明、Aさんが自宅で一人で韓国の歌を聴いていた際、保衛部が急襲し、自宅の家宅捜索が行われた。この過程で韓国の映像や音楽が入ったSDカードが見つかり、現場で摘発された。
「国家への反逆」
その後、保衛部に連行されたAさんは、取り調べの中でSDカードを貸した友人Bさんの存在を白状し、それによりBさんだけでなく彼女の家族も保衛部に逮捕された。
