文在寅氏が「若年女性」からぶつけられた人生最悪の言葉爆弾

「いつも、フォーラムや撮影機、マイクの前に出れば、まるで子供のように純真で希望に膨れた夢のようなことだけをしゃべり、偉そうなふり、正義に富むような振り、原則的であるようなふりをして、平和の使徒のように振る舞いを鼻持ちならないようにしているのだから、そのぶざまを一人で見るのが惜しくてわが人民にも幾分知らせようとわたしが今日また、言葉爆弾を爆発させるようになったのである」

文在寅氏は生まれてこのかた、国内のどのような政敵からも、ここまでひどい罵詈雑言を浴びせられたことはなかったのではないか。これはまさしく、北朝鮮の中枢から韓国の権力機構の頂点に投げつけられた「言葉爆弾」にほかならない。

長幼の序が重んじられる韓国で、若年者からこうした悪罵を浴びせられた年長者がどのように感じるかを、金正恩氏ら兄妹が知らないはずはない。知っていて、わざとやっているのだ。

北朝鮮は韓国に対し、こうした形の心理戦を今後も激化させるだろう。それに対し、文在寅政権はどこまで平常心を維持できるだろうか。