新型コロナ感染者を処刑…金正恩式「行動制限」は世界最悪

北朝鮮国営の朝鮮中央通信は3日、このほど行われた国家非常防疫事業総和会議で「世界的にウイルス伝染病が完全になくなる時まで国家非常防疫システムをそのまま維持し、全社会的、全人民的な行動一致で伝染病防疫活動を強化する」ことが強調されたと伝えた。

新型コロナウイルスの世界的な完全終息まで、強力な防疫措置を続けるということだ。これ自体は当然のことと言えるだろうが、この情報は決して、北朝鮮国民にとってウェルカムなものとは言えない。

北朝鮮は1月、中国・武漢での感染拡大が悪化すると国境を封鎖。国内で風邪の症状を見せた人々を当初は2週間、その後は1カ月もの長期にわたり隔離する強力な措置を取った。

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問題はその措置が厳しすぎて、むしろウイルスよりも人々を苦しめる結果になっているように見えることだ。