歴史の奇跡を生んだチョンリマ時代

【平壌2月25日発朝鮮中央通信】わが国の社会主義建設史には、チョンリマ(千里馬)時代に記録された誇らしい年代記がある。

6万トン能力の分塊圧延機で12万トンの鋼材生産、19万トン能力の製鉄設備で27万トンの銑鉄生産、14分間に1世帯の住宅組み立て、1957年―1960年の工業総生産額が年平均36.6%成長、14年という短期間に社会主義工業化の実現・・・

世人を驚嘆させたチョンリマ時代は、金日成主席の指導によってこの地に流れた。

戦後の困難な時期に、人民を信じ、人民の力を発揮させて当時の難局を切り抜けることを決心した主席はチュチェ45(1956)年12月、降仙製鋼所(現在のチョンリマ製鋼連合企業所)を訪ねて労働者たちに鋼材1万トンを増産すれば国が腰を伸ばすことができると述べて、彼らを革命的大高揚の先頭に押し立てた。

主席は翌年の1月、黄海製鉄所(現在の黄海製鉄連合企業所)を訪ねたのに続いて、各地の工場、企業、農場に対する現地指導で日と月を送りながら、全人民をチョンリマ大進軍へと奮い立たせた。

主席の人民に対する絶対的な信頼、精力的な指導は、社会主義の建設において奇跡と偉勲が絶えず生み出されるようにした。

「チョンリマを駆る勢いで前進しよう!」「一人はみんなのために、みんなは一人のために!」というスローガンの下で金属工業と機械工業部門をはじめとする人民経済の各部門で誇らしい成果が収められ、互いに助けて導く集団主義的気風が全国に満ち溢れた。

スポーツ、文学・芸術部門でも、チョンリマ朝鮮の気概が誇示された。

実に、主席が開いたチョンリマ時代は平凡な労働者、農民、知識人を熱烈な愛国者、創造と建設のベテラン、自力更生の強者に育てた偉大な英雄時代であった。---