金正恩氏の知られざる「トイレ事情」と禁煙失敗の理由
人と会う時、挨拶代わりにタバコを手渡し、紫煙をくゆらせながら話をするほど喫煙が社会に根深く定着している。禁煙表示があっても有名無実で、デパートや書店の中でもタバコを吸う人がいるほど、北朝鮮の喫煙文化は、世界的な禁煙ブームの流れからは大きく外れている。
そもそも最高指導者である金正恩党委員長が、ヘビースモーカーだ。正恩氏は妊娠した李雪主(リ・ソルチュ)夫人の面前でも、危険物を取り扱っている工場の中でも、平壌地下鉄の新型車両の中でもタバコを離さず、「消防法違反」すら疑われる。
(参考記事:金正恩氏に「消防法違反」の疑い)正恩氏は、一時的に禁煙したという報道もあったが、それも断念したようだ。