台風より怖い…金正恩氏が嵐の後に降らせる「血の雨」

「台風13号が朝鮮半島を貫通し、強い中型級に発達することに関連して刻一刻、全国的に莫大な被害が発生すると予想される危険な状況が押し寄せているが、党と政府の幹部から中央と地方の活動家に至るまでその深刻さを悟れず、安逸な認識にとらわれて無為無策で旧態依然とした態度を取っている」

これを聞いた幹部たちは、台風よりも金正恩氏の怒りに命が縮む思いだったろう。いや、単に「縮む思い」だけでは済まないかもしれない。台風被害の大きさ次第では、複数の幹部が本当に「命を縮めて」しまう可能性が高い。

北朝鮮当局は最近、制裁不況で治安が悪化していることを受けて、一時手控えていた公開処刑を再び活発化させている。