アキレス腱切断、掘削機で足を潰す…北朝鮮労働者に加えられる残虐行為

彼は見せしめのためひどい暴行を受けた末に、骨と皮だけになって、足を包帯でぐるぐる巻きにされた状態でどこかに連れて行かれた。おそらく北朝鮮に強制送還され、家族もろとも収容所送りになったものと思われる。

このような「見せしめ」は決して珍しいことではない。

逃亡したり、賃金の遅配や劣悪な労働環境について不満を口にした労働者に対し、激しい暴力で応じるのは保衛部員たちにとって「基本中の基本」だ。

彼らは、労働者が再び逃げられないようにアキレス腱を切ったり、掘削機で足を叩き潰したりするなど、非道の限りを尽くしている。その背景には、北朝鮮の保衛部員にはロシアの司法権が与えられていないことがある。手錠を使うことすら許されないため、身体刑を加えるのだという。

監禁用の「牢屋」まで

ウスリースクの建設関係者は次のように述べた。