北朝鮮のプロパガンダを骨抜きにした「韓流と林秀卿」

「韓国のものはなんでもカッコいい」

韓流ドラマや映画、そしてK-POPに触れて育った北朝鮮の若者たちの間では「韓国のものならなんでもかっこいい」という認識が一般化している。「他人より目立ちたい」「他人より進んでいると思われたい」と思うのは北朝鮮の若者たちも変わらず、韓流、そして「韓流文字」を真似るようだ。

韓流に対しては厳しい取り締まりを行う、北朝鮮当局も「書体」にまで文句をつけるのは無理なようだ。

かつては、こうした風潮は、国家安全保衛部(秘密警察)から送り込まれたスパイが逐一報告していたが、「もはや取り締まりは無意味」と判断したようで、スパイ活動は低調。若者達の「韓流話」もそれほど問題にならなくなっている。