金正恩氏が手を伸ばす「サウナ不倫」は危ない遊び

たとえば、北朝鮮には、国営や民営のサウナがあり、場所によってはそこそこ繁盛しているようだ。

ただ、利用しているのはもっぱら富裕層で、幹部やトンジュ(金主、新興富裕層)の間ではカネに物を言わせ、家族でなければ利用できないVIPルームを愛人との逢瀬に利用する「サウナ不倫」が流行っているという。

(参考記事:北朝鮮で「サウナ不倫」が流行、格差社会が浮き彫りに

これは庶民から強い批判を浴びているとされるが、それはこうした行為が横行していることの証左でもある。そして当局も、こうした行為をいちいち取り締まったりはしていない。

幹部が粛清された際には、それが正当な処分であることを強調するため、女性がらみの醜聞が暴露されることはある。