北朝鮮のレイプ殺人犯、実の息子の通報で極刑に
自宅で家事仕事をしていた女性らが、相次いで何も言わずに姿を消したことを不審に思っていた彼は、自らの父親が人を殺めるのを目撃してしまった。息子は鉱山の保安署(交番)に通報して、事件が明るみに出た。
Aに対する公開裁判は昨年12月24日、企業所の前庭で多くの住民が見守る中で行われ、無期懲役刑が言い渡された。
家族や家を失い、路上で暮らしているコチェビは、北朝鮮で最も弱い立場に置かれた存在と言えよう。中でも女性は、常に犯罪の危険にさらされている。
(参考記事:人権侵害の告発を始めた北朝鮮の女性たち・・・十代で売られる少女、軍隊内での性暴力の横行)