「金正日の料理人」に敗北した朝鮮総連

公安当局は長らく、北朝鮮とつながる情報ラインを求めて、朝鮮総連内部にスパイを獲得する工作活動に注力しており、それはいまも続いている。

(参考記事:【対北情報戦の内幕】朝鮮総連を震撼させた公安当局の「セセデ」獲得工作

しかし果たして、現在の朝鮮総連にそれだけの価値があるのだろうか。北朝鮮の核兵器の脅威がいっそう増してきているいま、北朝鮮の友好国情報など、もっと価値の高そうな調査対象に力を振り向けるべきではないだろうか。