やっぱり事故が起きていた金正恩氏「恐怖写真」の現場

この時、現場にいた500人が120メートル下の川原に落下。後に韓国へ逃れた目撃者たちの証言によれば、川原には原形をとどめない死体が散乱し、救助の看護師たちが気を失うほどの地獄絵図と化したという。

(参考記事:【再現ルポ】北朝鮮、橋崩壊で「500人死亡」現場の地獄絵図

そうでなくとも、北朝鮮の鉄道は施設の老朽化が激しく、各地で事故が多発している。

咸鏡南道(ハムギョンナムド)の咸興(ハムン)では1979年、停車中だった火薬25トンを積んだ貨物列車5両が火災を起こし、大爆発を起こした。