北朝鮮のマスゲーム、実は高校生たちの「ナンパ・スポット」
平壌の別の情報筋は「確かに体力的にはつらいけど、各地域から同年代の学生が一同に会するのをワクワクしながら待っている高校生たちも多い」と話す。
彼らのお目当ては、ほかならぬ異性との「出会い」である。
「高校生の間では毎年、あそこの学校には美人が揃っている、あっちの学校の誰それはイケメンでケンカも強い、なんていう噂が出回るのです。マスゲームの練習は、それを確認したり、好みの異性にアタックしたりする上で最大のチャンスなんです。さらに、マスゲーム会場の近くにある大同江の畔には、草木のうっそうとした『デート・スポット』もある。お目当ての相手とそこに消えてこそ“猛者”と言われるのです」(前出・平壌の情報筋)
いずれ北朝鮮の高校生たちから、ナンパの武勇伝を直に聞いてみたいものだ。