「あまり美人に育たないで」北朝鮮の親たちが娘の将来を案じる理由

しかしそれも、「喜び組」の存在を知らず、一部の女性たちが権力者の「性の玩具」にされているなど、想像すらしていなかったからにほかならない。

一部のエリートは、このような腐敗した実態があることを以前から察し、娘の将来を案じていたという。それが張成沢氏の処刑を機に、ほとんど全国民の知る所になってしまったのだ。

金正恩の「危ない橋」

もっともそのような情報は、韓国や日本ではとっくの昔から出回っている。北朝鮮当局が国民を海外情報から遮断している理由は、こういったところにもある。