美女ウェイトレスの相次ぐ脱北は国際社会へのSOSだ
大会を通じて、金正恩独裁体制は、より強固になり、同時に、金正恩式恐怖政治はより強まるだろう。こうした中、ウェイトレスたちが、強まる恐怖政治に怯えて、北朝鮮に見切りを付けたという見方もできる。
つまり、個別の動機以上に、恐怖政治で国民を統治しようとする北朝鮮の人権侵害が脱北事件の背景にある。さらに言うなら、美女ウェイトレスたちの脱北は、北朝鮮の人権侵害に対する告発であり、国際社会へのSOSとも言える。
今、彼女たちのSOSに、国際社会がどのように応えるのかが問われている。
(参考記事:金正恩氏が「暴走」をやめられない本当の理由)