「エリート女学校長は少女達を性の玩具として差し出した」北朝鮮幹部が証言
「万景台(マンギョンデ)区域にある金星高等中学校の校長も、『中央党5課』に選抜された幼い女学生たちを、張成沢の性のオモチャとして差し出したとの理由で逮捕された」
金星高等中学校は、金正恩氏の美貌の妻・李雪主(リ・ソルチュ)氏も卒業したエリート女学院、金星学院の一部だ。音楽家や舞踊家などを養成しており、海外のスポーツ大会に派遣される「美女応援団」のメンバーも、大部分がここから選抜される。
(参考記事:【写真特集】北朝鮮の美女応援団2018)海外に出る学生たちは当局により厳しいチェックを受けるが、中には違った意味で「管理」される少女たちもいる。それが、「5課対象」と呼ばれる学生たちだ。
(関連記事:帰国した北朝鮮「美女応援団」を苦しめる「水抜き」作業とは何か)ここで言われる「中央党5課」は、要するに「喜び組」などを選抜・管理する部署だ。太永浩氏はこの組織についても詳しく解説しているのだが、それについては次の機会に言及したい。
金星学院の学生たちが、「秘密パーティー」のコンパニオンとして動員されているとの話は、以前から聞いていた。
(参考記事:北朝鮮「秘密パーティーのコンパニオン」に動員される女学生たちの涙)