北朝鮮が女子高生を「見せしめ」公開裁判にかけた理由

2000年頃から、密かに韓流ドラマをは見てきた北朝鮮の人々にとって、北朝鮮当局が制作するドラマや映画はあまりにもクオリティが低くつまらない。しかし、見れば処罰される。そして、韓流がダメならと、中国や米国、そして日本など、海外の映像コンテンツを見て楽しんいる。

こうしたなか、「ザ・インタビュー」のような最高尊厳(金正恩第1書記)を茶化す映像をを見ることは非常に危険だが、政治色が薄いものなら「特に問題にはならない」と思われている。逮捕された高校生たちは、「油断しておおっぴらにハリウッド映画を見てしまったようだ」と情報筋は語った。

(参考記事:北朝鮮「ザ・インタビュー」を見たら厳罰、流布したら銃殺!

しかし、いくら何でも、高校生を見せしめにするという当局のやり方に、住民からは怒りの声が上がっている。