金正恩氏の新年の辞「平昌に参加も」表明はワナである

「南朝鮮(韓国)で、憤激した各界各層の人民たちの大衆的抗争により、ファッショ統治と同族対決に執着する保守『政権』(朴槿恵政権)が倒れ、執権勢力が替わりましたが、北南関係で変わったものは何もありません。かえって南朝鮮当局は、全民族の統一志向に逆行して米国の対朝鮮敵視政策に追従することで、情勢を険悪な状況に追いやり、北南間の不信と対決をいっそう激化させ、北南関係は解きがたい閉塞局面に陥ることになりました」

つまり、米国の対北制裁に同調する文政権は、北朝鮮との対決姿勢を鮮明にしていた前政権と同類だと言っているのだ。

そして、南北関係改善のために必要だとして、次のような条件を挙げている。