男女密会に殺人事件も…北朝鮮版「民泊」のアブナイ実態

平城駅周辺では、素泊まりが1泊5000北朝鮮ウォン(約65円)、朝食付きで1万北朝鮮ウォンだ(約130円)。市場周辺なら1000北朝鮮ウォン(約13円)ほど割増になる。一方、平安北道(ピョンアンブクト)の新義州(シニジュ)駅周辺では、3000北朝鮮ウォン(約39円)ほどと割安だが、1部屋を7〜8人で使う雑魚寝だ。

両江道(リャンガンド)の恵山(ヘサン)の駅前が5000北朝鮮ウォン、郊外の蓮峯洞(リョンボンドン)や馬山洞(マサンドン)では3000北朝鮮ウォン、咸鏡南道(ハムギョンナムド)の咸興(ハムン)でも5000北朝鮮ウォンだ。一方、農村地域の両江道の大紅湍(テホンダン)郡では2000北朝鮮ウォン(約26円)からとかなり安い。

平安北道の博川(パクチョン)在住の華僑によると、市内には最高級施設の民宿もあり、宿泊料は一般の民宿の20倍もする。利用客は主に金持ちの華僑だとのことだ。