北朝鮮の新型潜水艦は、いずれ海上自衛隊が沈めることになる

ということは、金正恩党委員長は恐らく、いざという時には先制攻撃に使う目的でSLBMを開発しているものと思われる。

その使われ方として韓国軍などが警戒しているのが、「防空網潰し」だ。最新鋭の高高度撃撃ミサイルシステム「THAAD」をはじめ、韓国に配備された防空システムは主に北方を監視している。そのため、北朝鮮の弾道ミサイル潜水艦に背後を取られ、SLBMを撃ち込まれたら迎撃できるかは微妙だというのだ。

(参考記事:日韓「対潜水艦戦」共同訓練が示唆する「日本海の危機」

ましてや、撃ち漏らしたSLBMに核弾頭が搭載されていて、防空網に大穴を開けられるようなことになれば、米韓軍の頭上に北朝鮮の核ミサイルが雨あられと降り注ぐ事態にもなりかねないのだ。