警察官が「金がなければ体で払え」…北朝鮮で日常化する女性虐待

「金がなければ体で払ってもらおう」

さらに、警察官たちが、若い女性を警察署に呼び出して、胸を触るなどの嫌がらせをしても女性は抵抗できず泣き寝入りするしかない。権力側である警察官を告発することによって、リスクを負うことを恐れているからだ。

ただし、セクハラなどの女性虐待に対するものではないが、ここ最近は、治安当局のあまりにも酷い横暴に対して、報復するケースも多発。その際、日頃の恨み辛みがたまっているせいか、せい惨な「復讐劇」となる。

(参考記事:妻子まで惨殺の悲劇も…北朝鮮で警察官への「報復」相次ぐ)

公衆の前で軍人が…

チャンさんは、北朝鮮で「ソビ車(サービス車)」と呼ばれる個人運営のバスのなかで、次のような光景を目撃した。