金正恩「拷問部隊」のワナにはまった北朝鮮の女性たち
ブローカーも保衛局との良好な関係を維持するため、定期的にワイロを支払う。しかし、なかには支払いを渋ったり、拒んだりする者もいる。保衛局は、そういうブローカーを見せしめとして痛めつける。今回の逮捕された女性たちも見せしめだった可能性がある。さらに、スパイ扱いすることで、成果を誇張できるメリットもあるというわけだ。
極めて卑劣なやり方だが、韓流ビデオのファイルを保有していたという容疑だけで女子大生に過酷な拷問を加える北朝鮮の治安当局ならやりかねない。
(参考記事:北朝鮮の女子大生が拷問に耐えきれず選んだ道とは…)なによりも、保衛員もワイロの取り立てに必死だ。