北朝鮮「美女カラオケ店」ぼったくりサービスの実態

いずれにしても、奉仕料がいくらだろうが、そのおカネは全額が国家(あるいは外貨稼ぎ機関)に入り、女性たちの手にはほとんど入らないはずだ。ということはつまり、こうしたカラオケ店は「国営ホステスクラブ」ということになり、北朝鮮がことあるごとに「腐りきった文化」と非難する資本主義の日本や韓国にも絶対に存在しえないシロモノだ。

もっとも、金正恩党委員長も父親譲りの「パーティー狂い」だというから、社会主義のタテマエすら最初から持ち合わせていないのかもしれない。

(参考記事:北朝鮮「秘密パーティーのコンパニオン」に動員される女学生たちの涙

ちなみに、こうしたカラオケ店での身体接触は手をつなぐまでが限度で、それ以上は絶対に許容されないという。