「中国に見捨てられたら一巻の終わり」北朝鮮で広がる不安

とくに国境を流れる鴨緑江をはさんで中国と向かい合っている両江道には、中国と頻繁に行き来している「私事旅行者」(親戚訪問名目の旅行者)や華僑が多く、海外からの情報が当たり前のように入ってくる。

つまり、それほど自国の置かれた状況について把握している人が多いということだ。

そんな現地の人々の間では、こんな話が交わされているという。