「ただちに帰国せよ」死の直前、金正男氏に迫った男たち
情報筋は「手紙の中身は不明」としつつも、北朝鮮への帰国を促すものだっただろうと推測した。しかし、金正男氏は明確な答えを出さず、亡命の動きを見せたため、金正恩氏が暗殺命令を出したものと見ている。
(参考記事:「喜び組」を暴露され激怒 「身内殺し」に手を染めた北朝鮮の独裁者)情報筋は「金正男氏が家族以外の誰と共に亡命を図ろうとしたのかについては、より具体的な確認が必要だ」とし、「金正恩氏の監視から逃れるのは難しいことをよくわかっていた金正男氏が、本当に亡命を計画したのかについても今後さらに調べる必要がある」と述べている。