飢える一般国民をしり目に…金正恩「赤い貴族」の醜悪な内紛
今回のことは、赤い貴族ことパルチザンの子孫ののコミュニティでもショックを持って受け止められ、李乙雪氏の子孫を批判する声が上がっている。
「李乙雪同志は名誉を守られつつ亡くなったのに、その子孫はなぜあのザマなのか」
「革命の元老と持ち上げられる抗日パルチザンの家柄なのに、こんな不名誉な事件を起こすなんて恥ずかしい」
また、単なる親戚同士の諍いに、国家保衛省まで巻き込んだことにも、非難が集中している。
中央党は、パルチザンの子孫の1号贈り物のリストと実物を照らし合わせ、保管状態を確認する作業を進めている。一般国民が食糧難で餓死の恐怖と闘い、生きるために命をかけて脱北する者さえいるような状況で、浮き世離れした赤い貴族はこんなことで大騒動を繰り広げているのだ。
(参考記事:中国の収容所が「超満員」に…食糧難で脱北者が増加)