北朝鮮で女性兵士の「爆炎死」が相次ぐ…金正恩政権は警報を無視
デイリーNKの内部情報筋によれば、7月10日には黄海南道と黄海北道で50代男性と60代女性が除草作業中に熱中症で死亡した。
気温は35度を超え、農場では真昼の作業を禁止する指示が出ていたが、生活の糧を得るため個人畑に出た住民が命を落としている。咸鏡北道吉州郡でも、帽子をかぶらず4時間以上作業を続けた50代男性が熱中症で死亡した。農作業は「除草戦闘」と呼ばれ、軍事動員に近い強制作業であり、多くの作業者がめまいを訴えていた。
「政治的覚悟で耐えろ」
当局は「爆炎時の作業短縮」を口頭で指示しているが、現場ではほとんど無視されている。