「処刑台」に向かう北朝鮮女性10人…中国での”暴動首謀者”を強制送還

暴動が起こったのは今月11日ごろで、現地駐在の北朝鮮当局者が収集を図ったもようだ。賃金の不払いは4-7年にわたり、その総額は約1000万米ドル(約15億円)に上るという。そして、そのカネはすでに「戦争準備資金」として本国に送金されていたとのことだ。(参考記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

管理者を死に至らしめるほどの暴力は、それ自体は肯定できないものの、彼女らの怒りがいかばかりだったかがうかがえる。

怒りが爆発

デイリーNKの現地情報筋によれば、北朝鮮の女性労働者が派遣された中国の現場は、環境が劣悪で、コロナ禍においてはほとんど外出ができない奴隷労働を強いられていた。