「まさか息子がウクライナへ」北朝鮮兵の家族ら動揺…「すでに戦死」情報も

軍当局は、情勢が緊張しているとの理由で親の面会を受け付けず、兵士の外出や休暇も許可していない。子どもと連絡が取れなくなった親は、心配で夜も寝られずにいるという。

息子を軍に送り出した恵山市在住の50代の市民は、次のように述べた。

「派遣の知らせを聞いた瞬間、頭が真っ白になった。落ち着かず、すぐにでも息子の部隊に行きたいと何百回も思ったが、面会ができないと言われ、胸に灰が残るようだ」

また、別の40代の市民は、政府のやり方に疑問を呈した。

「10年間の兵役だけでも理不尽なのに、派遣させられるのはおかしい。帰ってこられる人は何人いるのか。五体満足で帰ってこられるという保証もない」

噂が拡散

両江道の東隣の咸鏡北道(ハムギョンブクト)にも、ロシア派兵の噂が伝わっている。