「死者1100人以上」北朝鮮の救難ヘリが相次ぎ墜落、全員死亡も
韓国の朝鮮日報系のTV朝鮮は、韓国政府当局者の話として、死者は1100人から1500人に達し、ここには無理な救助作業で2次被害に遭った救助隊員も含まれていると報じた。また、悪天候の中で複数の救助用ヘリコプターが不時着または墜落し、中には乗員全員が死亡したケースもあったとも報じた。
(参考記事:【画像】「炎に包まれる兵士」北朝鮮 、ICBM発射で死亡事故か…米メディア報道)
韓国の公共放送KBSは、墜落したヘリコプターはロシア製のMi-8とMi-26であり、機齢が30年以上で、部品の不足などでメンテナンスが充分に行われていなかったとの韓国の専門家の意見を伝えた。
(参考記事:「芸能人が全員死亡」に戦闘機も相次ぎ墜落…北朝鮮航空の重大事件)一方で中国の新華社通信は、北朝鮮の新義州(シニジュ)と鴨緑江を挟んで向かい合う丹東の住民が、「こんな大水害はこの20数年見たことがない」と述べたと報じた。