「ポルノ見て乱交」で収容所送りも…恐ろしい北朝鮮の風紀取締り
「違法録画物」といえば 、中国でコピーされた韓流ドラマや韓国映画などが代表的だが、近年では海外NGOの手により、金氏一族の独裁を暴く韓国のドキュメンタリーなども拡散している。こうした「外の世界」をダイレクトに伝える映像を遮断しようと、当局はやっきになって取締っているのだ。特にポルノは風紀を乱し、堕落した資本主義をまき散らすものと見なされ、目の敵にされている。
事情に詳しい韓国在住の脱北者に電話で尋ねたところ「北朝鮮では中国や韓国製のポルノが多く、米国のものが大変貴重。もっとも、米国製を観たり、流通させたことが当局に露見した場合、重罪はまぬがれない。こうしたポルノはコピーにコピーを繰り返すため画質が粗いのが特徴で、中には顔が判別できないものもある」と説明してくれた。なお、日本製のAVは全く流通していないようだ。
男性の親も…
さらに、あろうことか逮捕された男性は、郡の保安署長(警察署長)の息子だったという。加えて、逮捕したのは違法録画物取締り専門の「109常務」だったというから、捕まった側は泣きっ面に蜂だ。