金正恩の「温泉リゾート」で男女26人が禁断の行為

北朝鮮の首都・平壌の奥座敷とも言うべき、山間の温泉保養地、陽徳(ヤンドク)。古くから温泉地として知られていたが、金正恩総書記が旗振り役となり、殺到する中国人観光客を誘致にするために巨大な温泉リゾートが建設され、2020年1月にオープンした。

ところが、その後に世界的な新型コロナウイルスの大流行が始まったのは周知の通り。北朝鮮は外国人観光客の受け入れを中止し、リゾートは閑古鳥が鳴く事態となってしまった。

恐怖に震える

それまで比較的豊かな生活をしていた観光地の従業員はたちまち困窮。咸鏡北道(ハムギョンブクト)の七宝山(チルボサン)の観光施設の従業員は、給料も食糧配給も受け取れなくなり、飢えに苦しむことになった。