「金正恩をねらえ」米韓軍で高まる声
韓国空軍の戦略立案を担う空軍本部のユ・ジェムン戦略企画課長(大佐)は5月25日のセミナーでの発言に先立ち、前日に配布した資料の中で次のように説明し、北朝鮮指導部、すなわち金正恩氏らに対する「斬首作戦」の必要性を強調した。
「我が空軍は有事において、北朝鮮最高指導部の「物理的除去」を核心任務のひとつとすべきだ」
このように、北朝鮮指導部に対する「斬首作戦」を導入すべきだとの意見が、韓国軍の内部で台頭しているのである。そして米軍も、これに同調するかのような動きを見せている。
(参考記事:米軍が「金正恩斬首」部隊を韓国に送り込んだ)日本の報道だけを見ていると、相手に対して強硬なのは北朝鮮だけのように見えるが、韓国軍部にも「イケイケ」な空気はある。