“拷問室へ向かう男”の衝撃写真…北朝鮮国民も「ありえない」驚愕

また別の情報筋は、「南へ向かう人々は、現地政府に対する期待がものすごく大きい」としながら、「そのような期待を抱いて行った人々を送り返すとは、言葉を失う」と話している。

文在寅前政権と関係者らは当時から、漁民2人が船内で同僚の乗組員16人を殺害し、逃亡していた事実を北朝鮮側の通信を傍受するなどして把握。国内に迎えることはできないと判断し、送還を決断したと説明している。

ただ、犯行情報が事実であるかを確認されるための調査が、十分に尽くされたかは疑わしい。この点を巡っては、国家情報院が6日、漁民に対する合同調査を強制的に早期終了させた職権乱用などの疑いで徐薫(ソ・フン)元院長を検察に告発している。