「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

残酷きわまりない公開処刑の場を、金正恩氏の「慈悲深さ」をアピールするショーの舞台に変えたのだ。これと同時期、別の都市でも女性15人を引き出した公開裁判で、似たようなことがあったという。

死刑を免れた被告やその家族が、卒倒せんばかりに泣き崩れたであろうことは想像に難くない。

北朝鮮は金正日政権期まで、最高指導者を神秘的なベールで覆い、その権威を庶民から遠く離れたところに置いていた。しかし金正恩政権になってからは、様相が変わった。先代までと異なって、視察にはファーストレディを帯同し、その様子を国内メディアで公開した。報道される金正恩氏の表情も、怒ったり泣いたり笑ったりと様々になった。

つまりは「あけっぴろげな自己PR」が、金正恩氏の宣伝戦略の特徴と言えるのだ。(参考記事:女性芸能人たちを「失禁」させた金正恩氏の残酷ショー

しかし今までのところ、北朝鮮から漏れ伝わる庶民の評価の中に、「金正恩元帥様は慈悲深い」といった声はひとつも見当たらない。先々代や先代の最高指導者よりも、さらに残虐と言える公開処刑を乱発しているのだから当たり前だろう。