北朝鮮で「林檎殺人事件」が発生…女性による犯行も多発
麻薬取引に手を染めていた警官の妻が、取引が発覚しそうになるや証拠隠滅を図り、取引関係者の二人に「毒入りスンデ(腸詰め)」を食べさせて毒殺。まさに北朝鮮版「毒婦事件」だ。
(参考記事:北朝鮮にもいる「毒婦」たち…女性犯罪が急増)(参考記事:北朝鮮で「殺人」「強盗」「大型詐欺」続出!「凶悪犯罪根絶百日戦闘」なんて関係ない?)
こうした凶悪事件の裏には、「女性犯罪組織」が関与していると北朝鮮の司法機関は見ているという。この「女性犯罪組織」は、麻薬、宿泊、運送、貿易、港湾業務など「ウラ事情」に精通しており、組織拡大と利益のためには殺人も厭わない。
(参考記事:裏社会の北朝鮮女性たち…殺人さえ厭わない「女性犯罪組織」が暗躍)北朝鮮で起こる詐欺事件、強盗事件などの背景には慢性的な経済難がある。